Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 11, 2011, Fremont--オプネクスト(Opnext, Inc)は、モニタPDを組込んだ637nm、120mWハイパワーレーザダイオードを発表した。
　HL63142DG赤色レーザダイオードは、産業および目標捕捉などのミリタリアプリケーション向けに設計されており、システム設計者はリアルタイムでレーザをモニタして出力を調整できる。この赤色レーザは、現在顧客がサンプル評価中。
　オプネクスト独自設計のモニタダイオードを組み込んだHL63142DGにより、システム設計者はPD電流をモニタして温度とパワーの変動に対する調整を行うことで光パフォーマンスをコントロールできる。オペレーション環境はアプリケーションによって異なるので、パフォーマンスモニタリング機能はレーザ出力を一定に保つために重要になる。HL63142DGは、業界標準5.6mm径TOパッケージで提供され、50℃までの温度範囲、637nm波長帯で120mW出力となっている。
　このモニタPD組込みレーザは、先ずはミリタリの目標捕捉アプリケーションからの需要があるとオプネクストは見ている。
(詳細は、Photonics West 2011 Booth#1837で紹介)