Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 6, 2011, Portola Valley--USパテントNo.6,711,426の再審査で、特許局は医療分光におけるスペクトロス(Spectros)の白色LED利用が独自のものであり、保護されるものであることを認めた。また、バイオメティカルや産業用途の分光器の一定の他のアプリケーションもこのスペクトロスのパテントの範囲に入ることを認めた。
　スペクトロスは、米国における初期の白色LDパテントの1つを保有しており、医療および産業用途分光器への適用は同社が最初。スペクトロスの創始者は、色分析、酸素測定法、組織の分光分析を1980年代に始めた。1990年代、一連の高効率、低熱転写広帯域照明を開発。これらは、スペクトロスのT-Stat, Continuum Tissue Oximetersに組込まれ、欧米市場で唯一の広帯域細胞組織酸素測定器を実現している。T-Statは、Covidienが市販しているINVOS酸素濃度計と競合している。スペクトロスの白色LED特許ファミリの後追い製品の複数が、米国、ヨーロッパ、日本で係争中となっている。