Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 5, 2011, 東京--ソニー（SONY Corporation）は、ソニーセミコンダクタ九州長崎テクノロジーセンター（長崎テック）におけるCMOSイメージセンサの生産能力の増強を目的とした投資を2011年度に実施する。
　この中には、（i）2010年12月24日に発表した東芝との基本合意書に基づき実施することが予定されている半導体製造設備の取得、（ii）当該半導体製造設備の一部をCMOSイメージセンサが製造できるウエハラインへ整備するための投資、（iii）長崎テック 3号棟における、ソニーのCMOSイメージセンサの差異化にソニー独自の技術により貢献する、ウエハ加工の一部設備などの設置・整備のための投資が含まれている。今回の投資のうち主に（iii）に関して、経済産業省の「平成22年度『低炭素型雇用創出産業立地推進事業』」に基づく助成金を活用している。
　投資総額は約1,000億円と見込んでいる。
　ソニーセミコンダクタ九州熊本テクノロジーセンターへの約400億円の投資（2010年9月1日発表）に加えて、今回の投資により、ソニーはCCDとCMOSイメージセンサの総生産能力を、現在の約25,000枚/月から2012年3月末までに約50,000枚/月へ増強する予定。