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December 24, 2010, 台北--Digitimesによると、業界アナリストは台湾の尚志半導体(San Chih Semiconductor Co. Ltd)のサファイアインゴット製造は、2011年上期には、シリコンウエハ製造を上回ると見ている。
　San Chihのサファイアインゴット設備、装置は2010年Q4に稼働開始、同社によると11月と12月の月あたりの売上は10〜15％増となる見込みだ。
　同社は2010年末までにファーニス(炉)10基を導入、2011年上期でその数を15〜20とする計画としており、月間の製造能力は10000mmとなる。同社によると、2012年上期にすべての製造ラインが稼働するようになると、月間の製造能力は最大40000mmとなる。
　同社は、主に2、4、5インタ半導体ウエハを製造しているが、6インチウエハの量産も始めている。8インチウエハ製造は、現在市場機会を評価中。同社によると、欧米の半導体工場が大型のウエハビジネスに重点を置いているために小サイズ、中サイズのウエハビジネスをアウトソーシングし始めている。これにより、SanChihは同社の売上の伸びは業界の平均を上回ると見ている。