Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 22, 2010, Campbell--Infonetics Researchは調査レポート「サービスプロバイダのベンダへのアウトソーシング」市場規模、シェア、予測を発表した。
　「世界の通信サービスプロバイダ間の熾烈な競争がOPEXを押し上げており、サービスプロバイダはネットワーク運用を益々アウトソースせざるを得なくなっている。OPEX削減の最後に残った策の1つがアウトソーシングだからだ。大きなアウトソーシング契約が予想されており、エリクソン、NSN、Alcatel-Lucent、フアウエイが、世界のネットワークの3/4を運用することになりそうだ」とInfonetics Researchの主席アナリスト、Stephane Teral氏はコメントしている。
主な調査結果
・2010年末までに、世界の通信サービスプロバイダは、ネットワーク運用535億ドルを装置ベンダにアウトソースする、これは前年比8％以上の増加となる。
・モバイルネットワークアウトソーシングは有線のアウトソーシングよりも遙かに急成長。2008年、両分野のアウトソーシング売上はほぼ拮抗していたが、2014年までには、モバイルネットワークアウトソーシングが、すべてのネットワークアウトソーシングの61％を占めるまでに成長する見込みだ。
・通信ネットワークアウトソーシングの主要成長分野は、ネットワークのメンテナンス、計画、設計、運用。
・アウトソースサービスの成長の多くは、EMEA、APACからのものであるが、それよりも小規模では中南米もある。