Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 20, 2010, Coventry--サーケディアン・ソーラ(Circadian Solar)は、リスボンの同社テストサイトでの実験中に、温度補正ピークモジュール開口効率30％を達成し、一連のトライアルで、この効率は多くの異なるモジュールで再現された。
　サーケディアン・ソーラは、2008年6月以来リスボン大学で同社システムのテストを行ってきた。同システムは、温暖地域で最適性能がでるように設計されている。これらのトライアルは、2008年後半にキプロスで設定された同社のモジュール評価プログラムの補完となっている。さらに、多様な地域や環境でコスト効率のよいエネルギー収量を実証する同社の計画の一環として、同社は中東にもエネルギーサイトを建設している。
　サーケディアン・ソーラは、同社のウルトラパワーデンシティ(Ultra Power Density)アプローチを採用することで世界最高級のDCモジュール効率を達成。このアプローチでは、システムのすべての面が最小コストで電力を生成するように設計されている。同社によると、システムの最高効率に不可欠となっているのは独自のトラッキング技術。このトラッカーは、強い風圧を受けているときでも傑出した精度が実証されている。同社は、2011年早期にテスト結果を公表する予定。