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Enablence、中国で合弁会社設立

December 17, 2010, オタワ--エネブランス(Enablence Technologies Inc)は、中国のサンシーテレコム(SUNSEA TelecommunicationsCo. Ltd)と合弁会社を設立する。
 これは、同社の光コンポーネントやサブシステム部門が中国のブロードバンド通信装置向けのビジネスチャンスを利用できるようにしようとする戦略。合弁会社、Sunsea-Enablence Optoelectronics(SEO)は、中国の佛山(Foshan)に設立され、中国の規制当局の承認を得て2011年7月に事業をスタートさせる予定。当初の目的は、Enablence独自のPLC量産プラットフォームをベースにしたコンポーネントの生産。製造ラインは、さらにPLCベースのモジュールやトランシーバにまで拡張される。
 SUNSEAは、中国市場における通信ネットワーク装置の開発と製造を行うメーカー。また同社は、多くの既存および新規市場でビジネスを展開している世界的な装置ベンダを含む大きなサプライチェーンを構築してきた。
 SEOは、初期投資1800万ドルで設立されるが、そのうちEnablenceが現金350万ドルと100万ドル規模の装置を負担し、同社のPLC技術をベースにした光コンポーネントの開発と製造技術も提供する。Enablenceは、合弁会社の株式の49%を所有する。
 1年目の事業(2011年7月〜2012年6月)で、新会社の売上高は800万ドル~1000万ドルの範囲とEnablenceとSUNSEAは見ている。2年目には、1500万ドル~2000万ドルに拡大すると期待している。合弁会社は、1年以内に利益が出せると両社は考えている。
 2010年11月に発表されたFTTH Councilのアジアパシフィック市場見通しによると、中国は韓国や日本に追いつき、FTTxネットワーク展開でアジア地域一番の成長エンジンになる。

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