Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 16, 2010, Sunnyvale--アプライドマイクロ(AppliedMicro Circuits Corp)は、業界初の標準100GbpsOTNマクスポンダソリューションを発表した。
　100Gマクスポンダは10Gと40Gクライアント信号を任意に組み合わせて100G OTN信号(OTU4)に多重する。アプライドマイクロのOTN用100G光ネットワークプロセッサファミリの1つとして、100Gマクスポンダソリューションは、ネットワークオペレータが激増する帯域需要をサポートするためにインターネット容量を10倍に拡大できるようにする。
　このソリューションは、アプライドマイクロのTPO404 OTU4マルチプレクサとPQ60T 10-40Gマッパ/フレイマと共通のAPIを統合したものであり、装置ベンダは統合とメンテナンスの効率性を高めることができる。アプライドマイクロの100Gマクスポンダは、10GE、40GEからレガシーのOC-192/OC-768 SONET/SDH、また8G/10G FCまで、任意の信号の組み合わせをサポートしている。また、LH光ネットワークアーキテクチャの主要なFECスキームすべてに対して相互接続性を実現している。
　「アプライドマイクロは、SoftSiliconとASSPソリューションの両方に共通のソフトウエアAPIを提供しており、これによりシステムソフトウエアとメンテナンスの1つのプラットフォーム、ラインカードへの統合が効率的にできる」とアプライドマイクロの子会社TPACK A/SのCTO、Lars Pedersen氏はコメントしている。「100Gプラットフォーム向けのシステムデザインは、共通APIで極めて簡素化、合理化されており、アプライドマイクロの高集積シリコンデバイスの市場投入により一層のコスト削減が可能になるので、将来のマクスポンダアップグレードの際にソフトウエア投資が保護されるようになっている。」
　また、アプライドマイクロは、100Gブレードとシステムの完全レファランスプラットフォームを提供して、装置ベンダやネットワークオペレータがリスクを削減しながら、100G技術の採用を進めることができるようにしている。