Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 16, 2010, San Jose--オクラロ(Oclaro, Inc)は、新しいClarityレーザラインフィルタを発表した。同製品は、DPSSレーザシステムのASEを抑制し、レーザシステムのSNパフォーマンスを向上するように特別に設計されている。
　この新しいフィルタは、ライフサイエンスや分析市場などの成長分野に適しており、オクラロのレーザダイオードと組み合わせることで、ユーザは、重要コンポーネントの複数サプライヤを相手にする必要がなくなり、大幅なコストメリット、製品の市場投入までの時間短縮が得られる。
　新しいオクラロのフィルタは、レーザのバックグラウンドノイズを減らし、レーザメーカの顧客にとっては優れたSNパフォーマンスが得られる。
　オクラロの新しいClarityラインフィルタは、高信頼のハードコートフィルタを作製するために独自の高エネルギー反応性マグネトロンスパッタリング技術(AED)を利用している。レーザラインフィルタは、高透過性(＞90％レーザライン)、急峻なスペクトラルエッジ、深いアウトオブバンドブロッキング(＞OD6)を併せ持ち、ハイパフォーマンスレーザシステムの要求を満足するように最適化されている。オクラロのコーティング技術は350〜2000nmをカバーし、レーザラインフィルタは広い波長レンジに対応している。このフィルタは、488nm、532nmレーザシステム用が提供可能であり、顧客向けにサンプル出荷されている。