Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 14, 2010, Eugene--ライトカウンティング(LightCounting)の調査によると、2010年Q3の光トランシーバ世界市場は、データコムと通信ネットワークからの力強い需要に後押しされて6億7000万ドルに達し、リセッション前2Q08の記録を更新した。
　成長を牽引しているのは10GbE SFP＋とDWDMモジュール、40Gデバイス。FTTxトランシーバと光インタコネクトも今期の力強い成長に貢献した。
　データコム市場の回復は2009年下期に始まり、Ethernetとファイバチャネル(FC)トランシーバが四半期あたり10~30％のペースで急増。これらの製品の販売は2Q10に減速したが、直近の四半期に弾みがついた。10GbEや8GSFP＋トランシーバなどの新しい製品が市場成長の大半を占めたが、多くのレガシー製品の販売は急落した。
　SONET/SDHやDWDMモジュールの販売の伸びは、回復の初期段階では穏やかなものだったが、3Q10に勢いが増した。DWDM市場セグメントは28％の成長を記録しているが、これは固定波長とチューナブルの10GXFPトランシーバおよび40G DWDMモジュールの販売急増によるものとライトカウンティングは報告している。