Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 10, 2010, 北京--チャイナテレコム(China Telecom)、フアウエイ(Huawei)、コーニング(Corning Incorporated)は、中国初の100GWDM 超長距離(ULH)伝送テストに成功した。このテストの陸上システム100G WDM伝送距離3000kmは新記録。
　中国では、FTTxブロードバンドンフラやトリプルプレイサービスが着実に展開されており、チャイナテレコムのブロードバンドネットワークは拡大の一途をたどっている。これをサポートするためにチャイナテレコムは、40G WDM伝送技術をベースにした現在のバックボーンネットワークの後継として最先端の100G WDM ULH伝送技術を検討している。このテストでは、100G WDM伝送装置はコヒレントPM-QPSK技術をベースにしている。また、Cバンド50GHzスペーシング、100G/40Gのハイブリッド伝送もこのテストで採用された。100G WDMパフォーマンスとキーテクノロジーの指標も、DCMの有/無の両方のネットワークモデルでの実証結果によってテストした。
　フアウエイのOSN 8800プラットフォームは、このテストでスムースに100Gにスケールし、100G、40G、10G信号のハイブリッド伝送をサポートした。この100G伝送ソリューションは、OTNソリューションと併せて、多様なサービスに向けて膨大なオンデマンド帯域を構築できる。
　テストでは、コーニングのSMF-28 ULL超低損失光ファイバ、ITU-T G.652準拠光ファイバ(1550nmで平均損失0.168dB/km)とPMDを使用した。