Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 1, 2010, St. Petersburg--ロシア連邦副首相、Sergey Ivanov氏は、セントペテルスブルグにオプトガン(Optogan)が新工場を開設したと発表した。総額33億5000ルーブル(8000万ユーロ)を投資したこの工場は、東欧およびCISで最大のLEDコンポーネントとモジュール工場になる。
　工場は800人を雇用し、床面積1500m2、そのうち500m2をクリーンルームとしている。最初の製造ラインは、年間の製造能力がLEDs 3億3600万個だが、さらなる拡張も予定されている。
　新工場のジェネラルディレクタ、Vladislav Bougrov氏によると、開設した最初の製造ラインでLEDs月産30万個だが、製品に対する需要増に応えて来年末には増産することが予定されている。また、オプトガンのVP、Alexey Kovsh氏は「セントペテルスブルグで製造されるLEDsはロシアおよび海外で販売される。オプトガンは、すでに最初の大きな契約を成立させており、出荷されるLEDの一部はロシアのパートナー企業に送られ、照明の製造に使用される」と語っている。将来的には、照明ビジネスパートナーへのアプローチは、グローバルレベルで展開される。
　オプトガンは、LED製造工場を極東に設立するトレンドに抗してハイテク製造工場を設立する適切な法的、インフラ的条件をロシアに見いだし、競争力のあるコストでLEDの量産を実現した。ロシア連邦における技術プロジェクトへの投資に資金を提供するRUSNANOがオプトガンをサポートし、主要株主の1つとなっている。
(詳細は、www.optogan.com)