Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 18, 2010, Boston--Infonetics Researchは、「光ネットワークハードウエア」(3Q10)を発表した。
　調査担当のディレクティングアナリスト、Andrew Schmitt氏によると、EMEAでは、回復力が弱い状態が数期にわたって続いたが、3Q10の光ネットワーク装置投資が戻ってきた。「レガシーSDHへの投資は戻らなかったが、最先端のWDMシステムへの投資は特に力強かった。EMEA地域で販売している、フアウエイを除くすべてのベンダが着実に売上を伸ばした。フアウエイは、出荷が大きく落ち込んだ。」
調査の要点
・3Q10、世界の光ネットワークハードウエア市場は、前年同期比で6.2％増、32億3000万ドルに達した。市場を牽引したのはWDM装置の健全な販売。
・北米とEMEAの光製品投資は、前期比で16％増。北米の回復は数期にわたっており、EMEAでは大手キャリアの投資が再開された。
・アジア太平洋では光装置投資は減速。これはInfonetics Researchが昨年予測した通りだが、それが加速している。前期比でも前年同期比でも市場は弱含み。
・ROADM装置セグメントは、前期比で25％増となり記録更新。
・Alcatel-Lucentが市場シェアNo.1に復帰。数期にわたり、EMEAでフアウエイに負けていたが、逆転。
・Infonetics Researchの新カテゴリーP-OTS装置は、ベライゾンの力強い投資で、前期比11％増となった。