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三菱電機、638nm 赤色で世界最高の出力1W を実現
November 16, 2010, 東京--三菱電機は、超小型カラープロジェクタの光源に用いる半導体レーザの新製品(ML501P73)として、波長638nmの鮮やかな赤色で世界最高のパルス光出力1Wを実現した。
新製品の特長
1.638nm 半導体レーザでパルス光出力1W を実現: 超小型プロジェクタ用638nm 半導体レーザで世界最高のパルス光出力1W(パルス条件:パルスデューティー ≦33%、 パルス周波数 ≧50Hz)。視感度の高い638nm とパルス光出力1W により、約120 ルーメン相当の光源を構成可能(638nm の光は波長642nm の光と比較して視感度は21%向上)。約35%の高い電力変換効率を実現(ケース温度:25℃、1W パルス駆動時)。
2.業界トップレベルの広い動作保証温度範囲: 1W パルス駆動で、−5〜40℃の動作保証温度範囲を実現。0.5W 連続駆動も、−5〜40℃の動作保証温度範囲を実現。内部温度の上昇など、使用環境の厳しい小型装置での使用に最適。
新製品発売の狙いについて、三菱電機は以下のように説明している。
「半導体レーザは電力変換効率が高いので、プロジェクタの消費電力を抑えられるほか、表示色範囲の拡大や高いコントラスト比による画質向上も見込める。また、F値(レンズの焦点距離を開口径で割った値)の大きな光学系を使用できるので、焦点調整の不要なプロジェクタを構成できる利点がある。
この超小型プロジェクタの光源となる3 色の半導体レーザのうち、赤色において視感度の有利な波長640nm 以下の半導体レーザは、これまで高い温度で高出力動作させるのが困難だったが、三菱は独自の結晶形成技術や端面窓構造技術を用いて、今年2月に波長638nm でパルス光出力0.6W(連続光出力0.5W)の高出力半導体レーザを発売。今回発売する製品は、さらに工夫を重ね、より明るい超小型プロジェクタを実現できる世界最高のパルス光出力1Wの半導体レーザ。」
(詳細は、http://www.MitsubishiElectric.co.jp/semiconductors)
新製品の特長
1.638nm 半導体レーザでパルス光出力1W を実現: 超小型プロジェクタ用638nm 半導体レーザで世界最高のパルス光出力1W(パルス条件:パルスデューティー ≦33%、 パルス周波数 ≧50Hz)。視感度の高い638nm とパルス光出力1W により、約120 ルーメン相当の光源を構成可能(638nm の光は波長642nm の光と比較して視感度は21%向上)。約35%の高い電力変換効率を実現(ケース温度:25℃、1W パルス駆動時)。
2.業界トップレベルの広い動作保証温度範囲: 1W パルス駆動で、−5〜40℃の動作保証温度範囲を実現。0.5W 連続駆動も、−5〜40℃の動作保証温度範囲を実現。内部温度の上昇など、使用環境の厳しい小型装置での使用に最適。
新製品発売の狙いについて、三菱電機は以下のように説明している。
「半導体レーザは電力変換効率が高いので、プロジェクタの消費電力を抑えられるほか、表示色範囲の拡大や高いコントラスト比による画質向上も見込める。また、F値(レンズの焦点距離を開口径で割った値)の大きな光学系を使用できるので、焦点調整の不要なプロジェクタを構成できる利点がある。
この超小型プロジェクタの光源となる3 色の半導体レーザのうち、赤色において視感度の有利な波長640nm 以下の半導体レーザは、これまで高い温度で高出力動作させるのが困難だったが、三菱は独自の結晶形成技術や端面窓構造技術を用いて、今年2月に波長638nm でパルス光出力0.6W(連続光出力0.5W)の高出力半導体レーザを発売。今回発売する製品は、さらに工夫を重ね、より明るい超小型プロジェクタを実現できる世界最高のパルス光出力1Wの半導体レーザ。」
(詳細は、http://www.MitsubishiElectric.co.jp/semiconductors)