Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 15, 2010, パリ--爆発するHDビデオ、インタラクティブゲーム、ビジネスに不可欠なアプリケーションによってインターネットやコンテンツサービスプロバイダは高速化対応が必要になってきているので、360networksは新たなアプローチをとろうとしている。
　同社は、アルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)のコンバージド・バックボーン・トランスフォーメーション(CBT)ソリューションを採用した。CBTは、100Gまでの速度に対応しており、IPと光技術を独自に組み合わせて帯域幅を広げ、IPベースEthernetサービスを提供できる。
　ミシシッピー川以西18000マイル余のネットワークで360networksは、音声、データ、インターネットおよびコンテンツプロバイダの次世代戦略、次世代ネットワークへの移行をサポートする。これにより各サービスプロバイダは、新たな市場やサービスへの参入し、ネットワークの多様性を強化できる。今回の導入により360networksは、低遅延で輻輳のない完全冗長性を持つDWDMネットワークでL2Ethernetサービスを提供できるようになった。CBTソリューションは、Alcatel-LucentのHigh Leverage Network(HLV)アーキテクチャの一環で、これによって360networksは100Gbpsネットワークを導入し、トラフィックマネージメントをインテリジェント化し、ライブストリーミングHDビデオのような帯域ハングリーな新しいアプリケーションに対応できる。CBTは、包括的、統合的IP/オプティカルソリューションで、データプレーン、コントロールプレーン、マネージメントプレーン全域をカバーし、コアネットワークのトランスポートコストを削減し、運用の複雑さを飛躍的に軽減する。
　360networksが導入するのは、100G次世代コヒレント技術を特徴とするAlcatel-Lucent 1830フォトニックサービススイッチ、IPエッジに100GbEインタフェースを実装できるAlcatel-Lucent7750サービスルータ。