Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 10, 2010, Milpitas--JDSUは、2010年10月2日期末の2011年第1四半期(Q1)の業績を発表した。
　GAAPベースで、2011年Q1の純収入4億520万ドル、純利益10万ドル、一株あたり損益分岐点。前期は、純収入3億9090万ドル、純利益150万ドル、一株あたり0.01ドルだった。前年同期では、純収入が2億9780万ドル、純損失3190万ドル、一株あたり015ドル。
　Non-GAAPベースでは、2011年Q1の純収入は4億1130万ドル、純利益4480万ドル、一株あたり0.20ドル。前期は、それぞれ3億9810万ドル、3310万ドル、0.15ドル。前年同期は、同じく2億9860万ドル、900万ドル、0.04ドル。
　JDSUの社長/CEO、Tom Waechter氏は、JDSUのQ1について、「この5年度で最も大きな粗利率、営業利益だった。光通信や計測事業では、供給制約が解消され、光通信では生産能力増強投資を行っているので、この成長は続くと見ている」とコメントしている。
Non-GAAPベースの概要
・純収入4億1130万ドルは、前期比3％増、前年同期比38％増。
・粗利率47.4％。前期は45.5％、前年同期は44.0％。
・営業利益10.8％、前期は9.3％、前年同期は3.4％。
・通信計測器収入は1億8280万ドル、前期比2％減、前年同期比27％増。このセグメントは、総収入の44％を占めた。
・通信と商用光製品の収入は1億6800万ドル。前期比7％増、前年同期比66％増。このセグメントの総収入に占める割合は41％。光通信からの収入は1億4300万ドル、前期比6％増、前年同期比66％増。商用レーザの収入は、2500万ドル。前期比11％増、前年同期比66％増。
・先端光技術の収入は6050万ドル、前期比11％、前年同期比12％増。このセグメントの総収入に対するシェアは15％。
・今期の収入に対するアメリカ地域のシェアは50％、ヨーロッパとアジアがそれぞれ25％。
　2011年1月1日期末の2011年Q2についてJDSUは、non-GAAPベース純収入を4億2500万ドルから4億5000万ドルの範囲と予測している。
(詳細は、www.jdsu.com)