Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 29, 2010, Milpitas/Suzhou--JDSUは、中国蘇州に工場を新設し、幅広い市場向けに高精度光コーティングを行う。対象となるのは、3D、動作認識、劇場用映写機、センシングアプリケーション。
　JDSUは、この工場に2000万ドル以上を投資している。従業員は50人超、将来的には100名を超える。このサイトには、最新鋭のコーティング装置が設置されている。北京、深セン、シンガポール、東京、ペナンとともに蘇州サイトは、JDSUとアジアの顧客、サプライヤーとの関係を拡大するもう1つの基地になる。
　JDSUは、蘇州の他にカリフォルニア州サンタローサにも光コーティング工場をもっており、ここでは製造、R&D、販売とマーケティングを合わせて300名の従業員を雇用している。
　JDSUの光コーティング技術は60年の蓄積があり、生産量は世界最大。この技術は、航空機、家電、測定器など幅広い分野で使用されている。
　2009年、JDSUは、3D映画用に用いる3Dメガネやプロジェクタで異なる波長をフィルタリングするために光コーティングを用いると発表している。2010年、JDSUは、特別なコーティング技術を動作認識プラットフォームに使用する光センサに用いると発表。この動作認識プラットフォームを用いると、リモートあるいはマウスを使わずに人の動作が技術を制御することができる。