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Alcatel-LucentとGlobeNet、南北アメリカ 22000kmをアップグレード

October 27, 2010, BocaRaton--アルカテル-ルーセント(Alcatel-Lucent)とOiの子会社GlobeNetは、US-ラテンアメリカをリンクするGlobeNetの22000km最小遅延ネットワークの容量アップグレード契約を結んだ。
 この大規模アップグレードは、2年足らずの間に2度目であり、これによりGlobeNetは顧客の帯域需要に応え、安価で高信頼の帯域が提供できるようになる。GlobeNetのアップグレードによって、爆発的に増えるエンドユーザ向けマルチメデイアサービスのサポートにも寄与する。
 プロジェクトは2011年第1四半期に完成が予定されており、システムが提供する現行の360Gbpsに対して460Gbpsが提供できるようになる。
 容量増の主因はブロードバンド加入者。ラテンアメリカでは、今年末には今年末に加入者数が7800万に達すると調査会社Ovumは見ており、2015年にはその数は1億9600万を超えると予測されている。ブラジルは、2010年末までに約2600万の加入者が見込まれており、最近発表された全国ブロードバンド計画の結果、2015年までにはブロードバンドユーザは6500万を超えると見込まれている。
 Alcatel-Lucentは、ネットワークの6セグメント、USからベネズエラ、バーミューダを経由してブラジルに至る21345kmのアップグレードを行う。これにはAlcatel-Lucent 1620 Light Manager海底端局を利用する。リオデジャネイロとフォルタレザ(ブラジル)、Maiquetia(ベネズエラ)、St.David's(バーミューダ)、Boca Raton とTuckerton (US)の陸揚げ局で海底ケーブルはGlobeNetの親会社Oiの陸上光インフラと接続する。
 GlobeNetのCEO、Erick W. Contag氏は、Alcatel-Lucentの海底ケーブル技術による最小遅延ネットワークについて、卸売市場での競争力を高めるものと評価している。さらに、同ネットワークは帯域需要増に応じて40Gbps技術に拡張することができる。
(詳細は、www.alcatel-lucent.com)

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