Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 20, 2010, アムステルダム--エクストリーム ネットワークス社(Extreme Networks, Inc)は、世界初の標準ベース40GbEを使った長距離ネットワークのデモンストレーションをアムステルダムのSARAとジュネーブのCERN（欧州原子核研究機構）間で今週成功させた。このデモンストレーションは、毎年開催されるGlobalLamdaGrid Workshopの一環として行われた。
　イベントのハイライトの一つには CosmoGrid天体物理学プロジェクトの一環として、コンピュータで生成された「ビッグバン」を描いたデータが15のHDLCD画面に配信された。このデモはエクストリームのポート単価1,000ドルという低価格を特徴とする市場初の標準ベース40GbEスイッチにより実現された。
　このテストで初めて、重要なデータを長距離で標準ベースのEthernetスイッチを使い経済的に40Gbpsのスピードで運ぶことが可能であることが示された。高速ネットワークリンクはエクストリームのX650スイッチに搭載した、市場初の40GbEVIM3 40G4X モジュールを活用。 CERNとはアムステルダムのNetherLightとジュネーブのCERNLight間のダークファイバ接続上で40Gbps波長を使い接続、2台目のSummit X650スイッチはCERNサイト内の8台のサーバにデータを転送し、さらに15のHDスクリーンで構成される画面に配信されました。各サーバは2つの2Gbpsデータストリームを生成し、2スクリーンをサポートした。スクリーンでは、フレームレート22fps、解像度12800×4800ピクセルで表示された。
　テストはSARA Computing and Networking ServicesのDutch National SupercomputerHuygensを含む世界中にある5台のスーパーコンピュータを使ってオランダで天体宇宙データセットを作成し、16台のレンダリングサーバのクラスタを用いて可視可能データに変換した。このデータは現在アムステルダムのSARAのシングルストリームサーバに接続された32台のSSDに保存されている。