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プロジェクタ市場は年率40%成長とPMAが予測

October 1, 2010, Menlo Park--パシフィック・メディア・アソシエイツ(PMA)によると、世界のフロントプロジェクタ(前面投射型)市場は、2009年の633万ユニットから2010年には865万ユニットに拡大する見込みだ。
 この成長の一斑は、リセッションの影響で2009年の市場が弱かったこともあるが、最近発表された製品がユーザの購買意欲を刺激し、数量的に力強い需要が出ていることも大きく影響している。
 PMAは、2010年を「プロジェクタの年」と名付けているが、これは供給側の新規製品が多かったこと、開発途上国で需要が急速に立ち上がってきたこと、これらが相俟って一桁成長の成熟市場に新たな息を吹き込んだため、とPMAは分析している。PMAの社長、Dr. William Coggshallは、3D向け超短焦点モデル、LEDやレーザ利用などの革新技術によりユーザニーズに応え、アプリケーションリストあるいはプロジェクタの利用タイプが拡大したと見ている。また、EMEA、ラテンアメリカ、中国などのASEAN諸国では、国の教育プログラムの影響もあって、従来の市場と比べて高い成長率で市場が拡大しつつある。
 New Era(500ルーメン以下)のカテゴリーが最速の成長セグメントで、2009年の512000ユニットから、2010年には114万3000ユニットに拡大する見込みだ。このカテゴリーの2つのスイートスポットは、最大50ルーメンの輝度を持つ小型バッテリー駆動のピコプロジェクタ、コンセント接続のパーソナルプロジェクタ。2010年中に、ピコプロジェクタの数量は、パーソナルプロジェクタの約3倍になるとPMAは見ている。

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