Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 28, 2010, 東京--三菱化学メディア(Mitsubishi Kagaku Media Co., Ltd)は、VerbatimブランドLED電球をヨーロッパ市場で販売開始する。
　VerbatimLED電球は三菱化学メディアの親会社、三菱化学(Mitsubishi Chemical Corporation)が開発した技術をベースにしており、信頼性に対する評価が高く、今後のラインナップが期待されている。製品は、現在ヨーロッパ全域で販売しているが、これに続いてアメリカ、さらに日本を含むAPAC地域でも市場投入される。
　VerbatimLED電球は、従来照明の置き換えとなり、調光機能を持ち、低消費電力LED照明が特徴。寿命は、1日に10時間使用して約10年、消費電力は従来照明の約20％。VerbatimLEDは、他の照明技術に比べて経済的でもあり、環境的にも優れた照明技術であることから、住宅や商用アプリケーションで広く普及することが期待される。現在、5タイプの業界標準照明(2つの白熱級タイプと3つのスポットランプタイプ)が販売されており、さらに2つの製品が今年後半にリリースされる。これらの製品は、三菱化学が独自に開発した材料を使用し、サードパーティが製造している。
　これら7製品はすべて、CRI 80以上、青色チップLED技術をベースにしている。LED製品の第2世代は、バイオレットチップ技術(VxRGB)を用いて、さらに高いCRIを達成し、自然色に極めて近い光スペクトラムを生成する。