Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 21, 2010, Tel-Aviv--RED-C(RED-C Optticla Networks Ltd)は、100/40Gbpsコヒレントネットワーク実現のキーテクノロジーとなるハイブリッドラマン-EDFAを発表した。
　ハイブリッドモジュールは、後方励起ラマンポンプユニットと可変利得EDFAの組み合わせとなっており、ULHおよびハイビットレートシステムに必須の2つのパラメタであるノイズと利得では、超低ノイズ(NF)、優れた利得平坦性を実現している。ローノイズ(1.5-3dB)と利得平坦性(＜0.7dBpk-pk)の独自の組み合わせにより、従来のEDFAsベースのシステムと比べると、リンクディスタンスは少なくとも倍増となる。
　ラマンポンプユニットと可変利得EDFAを単一のモジュールに集積し、最適化したことで両者を別々のモジュールとして使用する場合と比べてパフォーマンスが向上し、コストも設置スペースも節約になる。さらに、集積ハイブリッド制御回路は最先端のAGCモードで動作しており、ラマンとEDFAの利得を合わせて、高速トランジション抑制も含めて、正確に制御できる。これは、リアルタイムで実際のラマン利得を計測し、それに合わせてEDFA利得を調整することで達成された。
　モジュールの動作とインタフェースは、従来の可変利得EDFAのものと同じであり、特別なシステム変更は不要。