Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 21, 2010, アトランタ--日立コミュニケーション・テクノロジーズアメリカ(HCTA)は、トロイ・ケーブルビジョン(Troy Cablevision, Inc)が日立Node+Zero Radio Frequency over Glass(RFoG)製品を採用してアラバマ地域でFTTPサービスを展開すると発表した。
　FTTPサービスは現在、約1600の企業と家庭に提供されており、2010年も導入は続いて新たに1100の追加加入が見込まれている。トロイ・ケーブルが日立のNode+Zero RFoGモジュールの導入を始めたのが1年前。これを利用してビデオ、データ、音声サービスを提供している。同社社長、Dick Freeman氏は、オールオプティカルネットワーク導入のメリットとして、均一なサービス品質、信頼性強化、低消費電力、保守費用の抑制を挙げている。
　日立の販売担当VP、Michael Allen氏によると、トロイ・ケーブルは日立のNode+Zero RFoGソリューションの採用を着実に増やしており、既存のHFC屋外設備からFTTPへの移行が容易であることが示されていると言う。「トロイ・ケーブルのようなオペレータは、ラストマイルアーキテクチャでファイバの利点を利用しながら、既存のRFヘッドエンドインフラを維持することの経済性とネットワーク効率を理解し始めている」。
　トロイ・ケーブルビジョンは、アラバマ州トロイのオペレータで、90年代の初めから光の導入を進めている。