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最高品質のフォトンカウンティングモジュール

September 14, 2010, Olching/Berlin--レーザコンポーネンツ(Laser Components GmbH)とピコクワント(PicoQuant GmbH)は戦略的提携を発表した。この提携の狙いは、顧客の要求を満たすフォトンカウンタの開発、商用化にある。
 両社は提携して、高感度APDを開発し、レーザコンポーネンツ(Laser Components DG, Inc)がUSで製造し、ピコクワントが供給する。
 2つの異なるシリーズが開発中。非時間分解アプリケーション用のフォトンカウンタ(フォトンカウンティングモジュール)は、世界中のレーザコンポーネンツ代理店がCOUNTという商標で販売する。もう1つのt-SPADは、時間分解アプリケーションをターゲットにしたモジュール。このシリーズは、ピコクワントの販売ネットワークを通じて販売する。両タイプモジュールのアセンブリとそれに続くテストは、それぞれの本社で行う。
 COUNTとt-SPADのいずれも、傑出した特性を持つモジュールであり、量子効率や低ダークカウントレートは過去に類例がない。
 「ピコクワントは優れたアプリケーションノウハウをもっており、世界中のフォトンカウンティング市場で高い評価を得ている」とレーザコンポーネンツのジェネラルマネージャ、Patrick Paul氏はコメントしている。「このシステムの心臓部にあるAPD技術は当社のものであるとしても、当社にとって他社と提携することは重要であった。このアライアンスのシナジー効果は有望だと見ている。最初のテストの後、ピコクワントは両社の共同製品とその背景となる考え方の潜在力を確信した。両社の目標は、顧客と密接な関係を持ちながらモジュールの開発を進め、新たなアプリケーションを開くことにある。」
 レーザコンポーネンツの新しいCOUNTシリーズ、Single Photon Counting Modulesは、フォトンカウンティング用途に、光量子効率、ワイドダイナミックレンジと使いやすさを統合した製品。レーザコンポーネンツの超ローノイズVLoKシリコンAPDと、ピコクワントが特別に開発したクエンチング、信号処理エレクトロニクスを統合することで、モジュールは400〜1000nmのシングルフォトン検出に必要なすべてを提供する。
(詳細は、www.lasercomponents.com)

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