Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

September 2, 2010, Redwood City--DellOro Groupは、Ethernetスイッチ市場のうち、10GEセグメントにフォーカスしたレポートを発表した。
　同社によると、この新しいレポートは、データセンタネットワーキングで最速の成長を記録している分野の実態を見ようとするもので、10GE専用のトップ・オブ・ラック(TOR)スイッチ、データセンタ用の10GEブレードスイッチの詳細が含まれている。10GE銅線とファイバの内訳では、10GBASE-TとSFP＋ダイレクトアタッチ銅線ポートが含まれている。
　同レポートによると、現在10GE TORソリューション向けに製品を提供しているEthernetスイッチベンダは半数に達していない。10GETORソリューションは、今年Q2で前年同期比300％を超える成長を記録しており、2010年の市場規模は5億ドルを超えると予想されている。現在、この分野のスイッチベンダは、アリスタ、ブレード、ブロケード、シスコ、デル、エクストリーム、Force10、HP、ジュニパ。
　DellOro GroupのEthernetスイッチ市場調査ディレクタ、Alan Weckel氏は、「データセンタでは、最も重要なアップグレードが始まっている」として、アップグレードの内容について次のように話している。
　「顧客は、複数の1000Mbps接続から、2本の10GE接続に移行しつつある。大容量、低遅延、プラガブルインタフェースと言った特徴、それにEthernetとファイバチャネル(FC)とを統合できることなどが、ベンダの競争と相俟って大きな市場の変化を引き起こす。」
　今年Q2では、シスコがTORスイッチのリーダー、ブレードスイッチセグメントではHPが市場リーダー。