Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 31, 2010, Dallas--マーケッツアンドマーケッツ(MarketsandMarkets)の「世界ピコプロジェクタ市場(2010-2015)」によると、世界のピコプロジェクタ市場は売上げベースで2014年末までに、CAGR120.56％で成長して60億8057万ドルに達すると予想されている。米国市場は、生産金額で約85％、消費で41.5％を占める見込みだ。
　この調査は、3つの主要タイプのプロジェクタ、組み込み、スタンドアロン、メディアプレイヤープロジェクタの市場について詳細に分析している。また、ピコプロジェクタの主なアプリケーション、ラップトップや携帯電話、スタンドアロンやメディアプレイヤープロジェクタの最終アプリケーション市場についても調査している。これらの市場は、北米、ヨーロッパ、アジア、その他の市場(ROW)について分析。
　世界のピコプロジェクタ市場は、2008年の22万台から、CAGR 139.11％で成長して2014年には3908万台に達する。組み込みプロジェクタが市場成長の原動力で、CAGR 203.72％で成長する。
　スタンドアロンプロジェクタは、多目的機能、早期市場投入により、当初は市場で優位を占める。後半になると、組み込みプロジェクタの最終アプリケーション利用、またプロジェクタ内蔵製品の普及により、組み込みプロジェクタが大きく伸びる。組み込みタイプは、市場成長の原動力となり、2014年には1809万台に達すると予測されている。