Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

August 27, 2010, Bellevue--OLEDマイクロディスプレイやバーチャルイメージング技術を開発しているeMagin社は、初の生産用OLED成長装置を実現する契約を結んだ。この装置には同社独自の製造工程の最新成果が採用される。
　装置は、同社のOLEDマイクロティスプレイ製造で重要な役割を果たすもので、この装置によりOLED成長能力は約10倍になり、歩留まりの大幅向上、工程自動化の促進に貢献すると期待されている。この新しい装置は、eMaginが1996年以来製造装置として使用している現行のSatella、R&D用装置に取って代わる。
　eMagin社長/CEO、Andrew Sculley氏は、「この次世代装置が当社の今後の成長と成功に重要な役割を果たす」とコメントしている。「次世代のOLED成長装置によって製造効率が大幅に向上することは明らかだ。Satellaは、主にR&Dグループが使用することになる。」
　新しい製造装置は、2011年春に完成し、稼働開始は2011年秋の予定。