All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

台湾のエピスタがOreeに戦略的投資

August 18, 2010, Ramat--イスラエルのLED照明分野のスタートアップ、Oreeは、台湾のLEDチップメーカー、エピスタ(Epistar)が戦略的な投資を行ったと発表した。
 投資額は、300万ドルだが、これはOreeが計画している調達資金1500万ドルの一部となる。Oreeは、これまでにGenesis Partners、GIMV、Silicon Valley Bank、Kreos Capitalからの借り入れも含めて1600万ドルの資金を調達している。
 Oreeの会社設立は2004年、CEOはEran Fine氏。同社は、オプティクス技術をベースにした特殊なパッケージをLED業界に提供している。
 投資銀行Lazardが発表した今年初めの予測によると、今年のLED市場規模は、成長率20%で、77億ドルに達する。成長の原動力となっているのはLEDベースのTV需要で、この市場は2010年、前年の5倍以上、13億ドル規模になるとLazardは予測している。このため、2011-2012年にはLED不足になると見られている。Fine氏によると、エピスタの投資は金融に限られるものではない。Oreeは、同社製品の原材料としてのLEDチップを必要としている。新しい照明技術に対する需要高騰は、Oreeにとって難題の1つ。「基本的には、当社は、大量のLED光源を購入するための資金を必要としている。今回の契約は、LEDチップが比較的容易に手に入るようにしてもらうためのものでもある」と同氏は語っている。
 Oreeの主要事業は、フラットスクリーンTV用の光源分野。TV用に同社は、通常のLEDよりも4倍効率のよい平面型LED光源を提供してきた。しかし、同社は方針を変えて、照明分野にフォーカスするとしている。

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.