All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

エンド・ツー・エンドFTTHにユーザの高い評価

August 13, 2010, Washington--FTTH Councilの最新報告書によると、FTTHサービスに対する消費者の評価が着実に高まっている。オールファイバネットワーク利用者の満足度が、ケーブルモデム、DSLなど、他のアクセス技術利用者の満足度を上回っていることが明らかになっている。
 調査会社RVA LLCがオンラインで50000以上の消費者から無作為に1000を超えるFTTH加入者と、他のブロードバンド技術の加入者600を抽出し調査を行った結果、ブロードバンド加入者の41%がFTTHという言葉を知っていた。2009年の同様の調査では28%だった。
 一方、71%のFTTHユーザがインターネットサービスに「非常に満足している」と回答、ケーブルモデム加入者では53%、DSLユーザでは52%だった。HDTVのパフォーマンスに関しては、73%のFTTH TV加入者が「非常に満足している」と回答、これに対してサテライトユーザは61%、ケーブルテレビ加入者は45%だった。
 さらに、インターネット接続速度調査では、FTTHの平均ダウンロード/アップロード速度がケーブルやDSLを上回った。これらの調査結果から、FTTHのダウンロード速度の中央値は16.6Mbps、アップロード速度は4.5Mbpsであり、3年前にRVAが行った調査から、ダウンロード速度は219%、アップロードは350%高速化していることが分かった。
 他のタイプのブロードバンドユーザのテストと比べたテストでは、FTTHダウンロード速度の平均はケーブルモデムのダウンロード速度の1.5倍速く、DSLダウンロード速度の中央値よりも5.7倍速い。アップロードに関しては、FTTHはケーブルモデムよりも3.2倍、DSLよりも5.7倍速い。
 2010年4月現在、北米の16%超の世帯がFTTHサービスを利用できる。そのうち、約600万世帯がFTTH接続を利用している。
 FTTHユーザの13%が自営業で、そのうち75%は、FTTHは不可欠と回答。RVAの推計では、FTTHによって効率増となった自営業の売上げは、米国の自営業経済に99億ドル程度貢献している。

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.