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EOS、世界初の宇宙廃棄物自動追跡装置開発

August 4, 2010, Canberra--EOS(Electro Optic Systems Holdings Limited)社は、オーストラリアの宇宙開発計画(ASRP)の資金404万ドルを得て、世界初の自動、高精度、レーザベース宇宙廃棄物トラッキングシステムを開発する。
 開発資金はコンソーシアムに与えられる。コンソーシアムは、EOSの子会社、EOSスペースシステムズ(EOS Space Systems Pty Limited)が指揮している。同コンソーシアムには、防衛科学技術機構(Defense Science and Technology Organization)、オーストラリア国立大学、Global Near Space Services社(米国)が含まれる。同コンソーシアムは、Mount Stromloの現行EOS宇宙廃棄物トラッキング機能強化の開発コスト900万ドルにこの資金を充て、今後の宇宙廃棄物トラッキング需要増に備える。
 プロジェクトはEOSスペースシステムズが指揮を執ることになるが、同社CEO、Ben Greene氏は、現行の宇宙監視/トラッキングシステムについて、「人工衛星と宇宙廃棄物との衝突を軽減して経済効果を高めるほどに精度よく軌道を決められない」という認識を示している。「プロジェクトでは、応答性がよく、精度の高いレーザと光で宇宙廃棄物をトラッキングできることを実証し、完全遠隔/自動化操作のハイパフォーマンスレーザトラッキングシステムを実現する」と同氏は語っている。2012年に開発成果を実証し、主要ユーザがこの操作プロセスを導入していくことになる。
(詳細は、www.eos-aus.com)

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