Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 22, 2010, Singapore--ゼコテック(Zecotek Photonics Inc)によると、米国立衛生研究所の国立癌研究所がゼコテックのチューナブルグリーンファイバレーザについて肯定的なテスト結果を発表した。
　ベセスダの国立癌研究所フローサイトメトリ・コア研究所ディレクタ、Dr. William Telfordは、ゼコテックのチューナブルグリーンファイバレーザについて、「540〜550nmの可変範囲全域で、ローノイズであり、検出分解能が向上しているため、データ収集力の改善、分析能力の向上が実現できている」と報告した。
　Dr. Telfordは、このテスト結果を5月にシアトルで開催された国際サイトメトリ学会(CYTO)で発表した。同氏の報告によると、ゼコテックの可変タイプおよび固定波長のグリーンファイバレーザは、様々な用途の新しい蛍光プローブに適している。また、同氏は可変レーザについては、「これによって実質的にどんな蛍光色素でも利用できるようになり、これまでなかったような新しいタイプの蛍光色素にも適用できるようになろう」とコメントしている。