Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 14, 2010, Levis--3D技術とエンジニアリングサービスの世界的企業、クリーフォーム(Creaform)は、米国海軍が同社のHandyscan 3D技術を採用したと発表した。
　メーン州キタリ(Kittery)ポーツマス海軍造船所が最初にMAXscanを受け取ることになる。MAXscanは、クリーフォームが開発した大型パーツ用の2-in-1写真測量レーザスキャナ。他の海軍造船所(Norfolk, Perarl Harbor, Puget Soundの各海軍造船所)は、そのスキャナの利用を評価している。
　MAXscan 3Dレーザスキャナは、特殊ゴムで覆われた潜水艦の船体をスキャンし、ラバータイルの損傷発見に用いられる。これは、特注交換部品の製造が迅速に行われることを目的としている。
　クリーフォームは、今回の調達に向けてプレゼンテーションを行った多数の企業のうちの1社。競争は極めて厳しく、同社の地域販売担当マネージャ、Scott Mitchell氏は、「まるでオリンピックのようだった」とコメントしている。同氏によると、MAXscanは、ポータブルであり、ユーザがリフト上で跳ね上がっていてもデータの取得ができる。MAXscanは、写真測量であるため、高速で動作し、50μmの精度で計測できる。