Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 9, 2010, Mountain View--モビウスフォトニクス(Mobius Photonics)は、 “Meight”コネクタを開発した。
　Meightは、産業用レーザのポンプ光デリバリやファイバカプリングなどの高精度パワーアプリケーション向けに設計されており、コア径50μm~1mmのMMFで数百Wまでのパワーに対応している。
　モビウスの事業担当VP、Red Byer氏によると、このコネクタの開発は光ファイバ接続の新基準確立を狙ったもので、「ハイパワーデリバリを簡単な挿抜でできるようにし、封止型のバルクヘッドレーザデザインにも適合している。当社は、ライセンス供与してMeightコネクタを市場に出し、レーザメーカーに新たな選択肢を提供したい」と同氏は語っている。
　Meightコネクタは、一貫した再現性のよい結合ができるように設計されている。大きなねじ式六角ナットでコネクタをガイドして締めつけ、安全で高信頼の機械的接続が確実にできるようにしている。Meightコネクタはシールドしたバルクヘッドを通したファイバカプリング、バルクヘッドを壊さないで分離することもできる。バルクヘッドインタフェースは、Meight同士の結合、MeightとSMAの接続に使用可能。