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最先端の光源技術をスピンオフ

July 7, 2010, Glasgow--Strathclydeは、次世代の光源技術分野で、スピンオフして新会社を設立する。これにより、神経科学、顕微鏡、通信を含むアプリケーションで数十億ドルのビジネスチャンスが見込める。
 mLED社は、マイクロ発光ダイオード(microLEDs)の専業企業。MicroLEDsは、コンパクトなパッケージに集積した、発光する何千個もの微小エミッタで構成されたデバイス。他のマイクロディスプレイ技術と異なり、microLEDsはパタンをプログラム制御できる微小な光源の稠密アレイとなっており、パタンの調整にオプティクスやスイッチングマトリクスなどの外部コンポーネントは不要。このため、コンパクトで効率のよいデバイスが実現できる。
 mLEDへの投資は、Strathclyde Innovation Fund(SIF)とAlpha EIS Fundを介して行われ、Braveheart Investment Groupが幹事会社。スコットランド・エンタプライズのScottish Seed Fundも今回の融資に参加した。
 mLED社のCEO、Dr Jim Bonarは、同技術について、「この分野のビジネスチャンスが理解でき、それを実証できた企業はほんの数社だ。われわれは、コンパクトで、ロバスト、高信頼で多様性のあるプラットフォーム技術を作り出そうとしている」と話している。
 各microLEDsは十分な出力を持っており、他の材料に影響を与えることができる。例えば、アクティブ・イルミネーションや細胞の刺激などの働きが可能だ。また、スイッチング速度は通信や蛍光寿命イメージングに十分な速さを持っているので、細胞の研究に利用することができる。
 この技術は、Strathclydeのフォトニクス研究所でMartin Dawson教授の研究チームと、同研究所のDr Erdan Gu、Dr Gareth Valentineが開発した。
(詳細は、www.strath.ac.uk)

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