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中継器の故障でSEACOM海底ケーブルサービスダウン

July 7, 2010, Floreal--2010年7月5日GMT 9時19分、SEACOMはムンバイ(Mumbai)とモンバサ(Mombasa)間のサービスが停止となった。調査によると、モンバサ沖のSEACOMケーブル、セグメント9の中継器(リピータ)の故障が原因。
 この予想外の事故により、インドとヨーロッパ間のトラフィックに影響が出たが、アフリカ内のトラフィックは影響を受けていない。
 SEACOMは、中継器を取り替える緊急措置を開始した。修理船を現場に派遣し、ケーブルを引き上げて故障した中継器を新しい中継器と交換しケーブルを海に戻す作業を行う。
 修復作業そのものは数時間しかかからないが、全体の修復プロセスは6~8日を要するとSEACOMは見ている。ただし、修理船の派遣、天候の状態、ケーブル故障箇所の特定などの外的要因があるため、修復までの正確な期間は予測できていない。
 SEACOMは、修復作業期間中、個々の顧客と協力してサービス回復のための代替措置を積極的に追求している。
 SEACOMは、1年前にサービスを開始した1.28Tbps、17000kmの海底ケーブル。プロジェクトを請け負ったのはタイコ・テレコミュニケーションズ(Tyco Telecommunications)。

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