Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

July 2, 2010, Ann Arbor--アドバンストフォトニクス(Advanced Photonix, Inc)の子会社、ピコメトリクス(Picometrix, LLC)は、DP-QPSKやそれに代わるコヒレント変調フォーマットに適した、高速100Gコヒレント光レシーバ、CR-100Aの出荷を始めた。
　このレシーバに採用されている同社の特許技術フォトダイオードと独自のアンプにより、業界トップのパフォーマンスが実現されている。
　ピコメトリクスは今期、同社会計年2011年第1四半期、世界の顧客ベースの要求に応えて量産前の100Gユニットの出荷を開始した。同社によると、今期と来期を合わせて受注残は120万ドルになっている。Telcordia GR-468完全認定は会計年2011年Q1(期末2010年10月1日)の予定となっており、その時点でフル生産がスタートする。テルコディア認定は、通信装置で使用される光デバイスに求められる全般的な信頼性保証を与えるものであり、これによってデバイスの高信頼動作が保証され、ライフサイクルコストが抑制できる。
　コンパクト・コヒレント・レシーバMSA(CCRx MSA)は、2009年のECOCでピコメトリクスとu2tが発表した。