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SCHOTT、世界最大の太陽望遠鏡ATSTのミラー製造
July 2, 2010, Maui/Mainz--天文学研究大学連合(AURA)は、世界最大の太陽専用望遠鏡ATST(advanced Technolog Solar Telescope)の直径4m主鏡ブランク製造にSCHOTTを選定した。
主鏡基板は、厚さ76mm、直径4.25m、これにはSCHOTTのZerodurが用いられる。これは、熱膨張ゼロのガラスセラミックで、すでにGREGOR, Sunrise, Big Bear New Solar Telescopeといった太陽望遠鏡で、正確な計測データ、正確な画像提供に寄与している。
天文学者たちの計画では、この世界最大の太陽望遠鏡はハワイ、マウイ島のハリアカラ、海抜3000mに建設される。同地は、太陽表面の電磁活動を観察する地上の望遠鏡設置には理想的な条件とされている。このプロジェクトは、米国国立科学財団が資金を提供する。
SCHOTTのガラスセラミック、Zerodurで作製される、曲面鏡プライマリミラー基板は、最も薄いポイントが約76mm。ミラーは背後のアクチュエータを用いて容易に調整でき、画像の歪みを抑制するためにミラーは周辺温度まで冷却できる。
SCHOTTのZerodur製品グループ長、Dr. Thomas Westerhoffによると、同社のガラスセラミックの特徴は熱膨張係数がほぼゼロに近い。「このため、光は歪みなく反射される。また、このガラスセラミックは、形状がきわめて安定であり、密度は2.53cm3、アルミよりも遙かに軽い」。
SCHOTTは、1968年以来、世界の天文台に、Zerodurで作製された大型ミラー基板の供給を続けている。
(詳細は、www.us.schott.com)
主鏡基板は、厚さ76mm、直径4.25m、これにはSCHOTTのZerodurが用いられる。これは、熱膨張ゼロのガラスセラミックで、すでにGREGOR, Sunrise, Big Bear New Solar Telescopeといった太陽望遠鏡で、正確な計測データ、正確な画像提供に寄与している。
天文学者たちの計画では、この世界最大の太陽望遠鏡はハワイ、マウイ島のハリアカラ、海抜3000mに建設される。同地は、太陽表面の電磁活動を観察する地上の望遠鏡設置には理想的な条件とされている。このプロジェクトは、米国国立科学財団が資金を提供する。
SCHOTTのガラスセラミック、Zerodurで作製される、曲面鏡プライマリミラー基板は、最も薄いポイントが約76mm。ミラーは背後のアクチュエータを用いて容易に調整でき、画像の歪みを抑制するためにミラーは周辺温度まで冷却できる。
SCHOTTのZerodur製品グループ長、Dr. Thomas Westerhoffによると、同社のガラスセラミックの特徴は熱膨張係数がほぼゼロに近い。「このため、光は歪みなく反射される。また、このガラスセラミックは、形状がきわめて安定であり、密度は2.53cm3、アルミよりも遙かに軽い」。
SCHOTTは、1968年以来、世界の天文台に、Zerodurで作製された大型ミラー基板の供給を続けている。
(詳細は、www.us.schott.com)