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CFP MSA、40/100G光トランシーバハードウエアとファームウエア更新

June 29, 2010, Fremont--アバゴ(Avago Technologies)、フィニサ(Finisar Corporation)、オプネクスト(Opnext, Inc)、住友電工(SumitomoElectric Industries, Ltd)は、CFP MSAハードウエアとファームウエア仕様の更新Revision 1.4を公開した(www.cfp-msa.org)。
 さらに、2009年3月CFP MSAを発表した創設メンバー3社に、新たにアバゴ・テクノロジーズ(Avago Technologies)が加わった。
 CFP MSAの目的は、次世代ハイスピードEthernet(40GbEと100GbE)を含む40Gbps、100Gbpsアプリケーションを実現するホットプラガブル光トランシーバ形状を規定することにある。プラガブルCFPトランシーバは、インターネットバックボーンを形成するデータ通信、テレコムネットワークの超広帯域仕様をサポートする。
 業界アナリストによると、IPトラフィックは2013年まで、2年で倍増の勢いで増えていくと予測されており、コアネットワークの帯域不足が懸念される。IPトラフィックを押し上げる要因は、VODやIPTVなどの高品位ビデオサービス、FTTxやWi-Fiなどの高速大容量アクセスネットワークの普及であると見られている。帯域不足に陥らないためにキャリアやサービスプロバイダは、すでに次世代高速ネットワークプロトコルの導入を計画している。IEEEは、先頃、P802.3baタスクフォースが定めた40Gbps、100Gbps Ethernetを標準化した。現行の40Gbps通信標準に加えて、OIFとITU-Tは100GbE長距離(LH)伝送に向けてSDH/OTN通信インタフェースの標準化に取り組んでいる。
 CFP MSA準拠プラガブルトランシーバモジュールは、これらの40Gbpsと100Gbpsインタフェースに使用されることになる。CFP MSAは、同じ形状を採用する複数のアプリケーションのサポートに必要な仕様を定めている。これらのアプリケーションには、様々なプロトコル(40GbE、100GbE、OC-768/STM-256、OTU3)、メディアタイプ(MMF、SMFオプティクス)、リンクディスタンスが含まれる。CFP MSAは、次のような革新技術を多く採用している(最先端の熱マネージメント、EMIマネージメント、強化版電気信号インテグリティ設計を利用してトランシーバのメカニカル形状、光コネクタ、10×10Gbps電気コネクタとpin配置、MDIOベーストランシーバマネージメントインタフェース、システムホストボードで求められるハードウエアなど)。

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