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急増するLEDバックライト・ノートPC

June 21, 2010, Austin--ディスプレイサーチ(DisplaySearch)の「LEDバックライトパネル出荷&予測四半期レポート」によると、LEDバックライト搭載薄型(9.1インチ、一部のミニノートPC)ノートブックPC市場は、1Q10のシェア16%から4Q10には31%と倍増する。
 LEDバックライトのノートPCへの浸透度は急増し、1Q09の36%から1Q10には81.5%に達した。今後、ノートPCパネルメーカーは、2011年までにノートPC市場からCCFLバックライトノートブックがほぼ全廃になると見ている。
 ノートLEDバックライトには、スリムとウエッジタイプの2種類がある。両者とも従来のデザインとは異なるライトガイドプレート(LGP)を使用する。スリムフォーマットは、パネルの厚さを3.0-3.6mmにするが、ウエッジタイプでは5.2-5.8mmの範囲になる。ノートPC用スリムLEDバックライトでは、LEDアレイやLGPなど、ウエッジタイプと比べると高品質、薄型コンポーネントが要求される。
 ディスプレイサーチのアナリスト、Anita Huang氏によると、LGPの歩留まりの問題があるのでスリムLEDバックライトの供給に限りがある。「スリムタイプパネルのコストが5ドル割増となり、薄くて華奢であるためアセンブリも難しいので、これらが課題になっている。コスト高とアセンブリに問題があるとは言え、ノートPCメーカーがコストよりも薄さを重視しているので、スリムタイプは成長を続けるだろう。歩留まりが向上するにつれて、また規模の経済の拡大により、スリムタイプのプレミアムもなくなっていく」と同氏は見ている。
(詳細は、www.displayserarch.com)

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