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米国ファイバベース放送映像伝送サービス市場

June 8, 2010, Mountain View--Frost & Sullivanは、調査レポート「米国ファイバベース放送映像伝送サービス市場」を発表し、2009年の市場規模は2億3500万ドル、2014年には4億4000万ドルに達すると予測している。
 2008年、米国の放送映像伝送サービス市場は大きく拡大した。これに続いてHDフォーマットが普及。特に、ライブスポーツ分野で普及し、主要放送局は、ゲームを100%HDでカバーするようになっていた。2009年、すべてのFOX NFLとCBS NFLがHDで制作されている。ESPN、NBC、NFLネットワークがHD制作を続けると、二度目の100% HD NFLシーズンとなる。ESPNの全ゲームHD制作は最も長く続いており、2003年からだ。
 Frost & Sullivanのアナリスト、Roopashree H. 氏は、「HDTV普及が進み、ライブイベントからNOCまで、制作ハウス間で非圧縮映像伝送の選択肢としてファイバが出てきた。特に制作ハウスでは、圧縮による信号品質の劣化を避けるため非圧縮映像志向が強い。これら制作ハウスが映像のマスターコピーをとると、映像はテレコ、ケーブルMSOs、モバイルサービスプロバイダ、ISPsなどのビデオヘッドエンドに送信する前に圧縮できる」と説明している。
 メディアとエンタテーメントの衛星エンドユーザは利用毎にオペレータに料金を支払うので、同様の価格モデルを地上のネットワークサービスオペレータにも求める。サテライトオペレータは、帯域を分単位、週単位、月単位、年間料金で貸している。この料金体系では、最適の帯域ニーズ、予算に合わせればよいので、サービスタイプの選択が極めて柔軟になっている。Level 3以外は、このような方式を取り入れていない。
 放送事業者やコンテンツ制作者は、サービスを時間単位、30分、あるいはもっと小さな単位で買いたがる。これにより、メディアのエンドユーザは帯域コストを節約でき、ネットワークプロバイダは利用可能な帯域をもっと多くのメディアやユーザに再度割り当てることができる。
(詳細は、www.frost.com)

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