Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 4, 2010, Campbell--調査会社Infonetics Researchは｢ビデオサービスと加入者｣調査2010年上期版を発表した｡同レポートは､IPTV､ケーブルビデオ､サテライトビデオサービスおよび加入者調査が掲載されている｡
調査の要点
･IPTV､ケーブルビデオ､サテライトビデオサービスで世界のサービスプロバイダやケーブルTV会社が得る売上は､2014年には2500億ドルに達する｡
･主な地域のテレコIPTVサービスのユーザあたり平均売上(ARPU)は､ケーブルやサテライトサービスと比べると低いレベルにとどまっている｡
･しかし､テレコIPTVサービス売上は､今後5年の成長が見込まれ､固定アクセス回線の売上で損失を出しているサービスプロバイダにとっては朗報｡
･AT&T､ベライゾン､ベルガコム､ドイツテレコム､オレンジ､イリアド､チャイナテレコムなどのオペレータでは､ビデオ加入者が急増している｡これらのオペレータは､加入者に対して独自のコンテンツ､高品質映像､ケーブルやサテライトプロバイダの同等のサービスと比べて低い導入レートを組み合わせ提供している｡
･EMEAでは､これまでではSkyが売上シェアで首位｡UK､アイルランド､ドイツ､イタリア､オーストリアでプレゼンスが高い｡