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富士通、インドネシア国内海底ケーブルネットワークの建設を完了

May 31, 2010, 東京--富士通は、ドイツの大手総合ケーブルメーカーNorddeutsche Seekabelwerke GmbH(NSW社)と共同で、総延長約1,800kmの海底ネットワークプロジェクト「JaKa2LaDeMa(ジャカトゥラデマ)」を完成させた。
 同プロジェクトは、インドネシアの大手通信事業者PT Telekomunikasi Indonesia, Tbkから2009年1月に受注したもので、商談金額は、約1億USドル。
 同海底ケーブルネットワークは、インドネシアの重要商業地区であるバリ島だけではなく、カリマンタン(ボルネオ)、スラウェシ、ジャワ、ロンボクの5島を結ぶ初めての大容量通信ネットワークで、インドネシアの著しい経済成長にともなう通信ネットワークの需要拡大に貢献する。
 JaKa2LaDeMa海底ケーブルネットワークは、インドネシアのカリマンタン、スラウェシ、ジャワ、バリ、ロンボクの5島を初めて繋ぐ全長約1,800kmにわたる大容量通信の海底ケーブルシステム。富士通は、海底光波長多重端局装置「FLASHWAVES650」や海底分岐装置「FLASHWAVE S200」、海底中継装置「FLASHWAVE S100」などの主要機器を、NSW社製の海底ケーブル「MINISUB」と組み合わせて提供。
 この海底ケーブル完成により、上記5島間において、インターネット、電子商取引、映像・データおよび音声サービスなどが整備され、約1億4,000万人の国民生活の利便性向上が期待される。

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