Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 19, 2010, Eugene--ライトカウンティング(LightCounting)は､光コンポーネントとトランシーバ業界が再び好景気になったことを示す調査レポートを発表した｡
　市場が活発になった一斑の理由は､顧客の在庫積み残しにより2008年後半から2009年初期にかけて成長鈍化が数期にわたったことによる｡ライトカウンティングは､市場成長の加速は､数年は続くとの見方をしている｡
･2004-2009年の光トランシーバ出荷データから､ネットワークインフラ投資はトラフィックの伸びに年率10-15%遅れているので､追いつくために今投資増が求められている｡
･世界のエンタプライズデータセンタの大きなアップグレードが進行していることは明らかで､オンラインアプリケーションやオンラインサービスがこれを駆り立てている｡新しいデータセンタは､データレート増とデータセンタアーキテクチャの変更により､従来よりも光接続要求が強まっている｡
･ワイヤレス帯域需要増がワイヤレスバックホールの大幅増強の引き金になり､高速光トランシーバ需要が伸びた｡
･チューナブルトランシーバモジュールやROADMの販売は､ネットワークの展開や修復見込みが高まっていることから恩恵を受けている｡これらのコンポーネントが､ネットワーキングシステムのセットアップや再構成に必要な時間を短縮できるからだ｡
(詳細は､www.lightcounting.com)