Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 23, 2010, サンタクララ--コヒレント(Coherent, Inc)は､中国北京にCO2レーザアプリケーション研究所を開設した｡狙いは､急成長する中国の材料加工､マイクロエレクトロニクス市場で､CO2レーザ加工の適合性について顧客が迅速なフィードバックを得られるようにすることにある｡
　コヒレント北京アプリケーション研究所は現在､400Wまでのレーザ出力で加工できる｡新しいDIAMOND E-1000でパワーレベルを1kWに高めることで､さらに幅広いアプリケーションにも対応可能となる｡
　｢高信頼で低所有コスト､さらにコンパクトなCO2レーザ､DIAMOND Eシリーズによってアプリケーションの範囲が広がる｡従来の材料加工アプリケーションの範囲を超えて､様々な新しいアプリケーション､材料に封止型CO2レーザの需要が立ち上がってきている｡地域的にパフォーマンステストができるようにすることで､中国における新しい加工の開発と採用が加速すると考えている｣とコヒレントCO2事業部VP/GM､SriVenkat氏はコメントしている｡