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AiDi、世界初のサブ10GHz分解能小型分光器開発
April 5, 2010, つくば--AiDi社(AiDi Corporation)は、フーリエ変換、集積光空間ヘテロダイン(FISH)分光器を開発した。
FISH分光器は、電気的にデータを後処理することで干渉計の欠陥を補正できる。この特許申請中の技術を用いることでサブ10GHzという最高水準の分解能を実現している。 FISH分光器は、いわゆる空間ヘテロダイン分光(SHS)という干渉計フーリエ変換技術を用いて高いスループットで光スペクトルを高分解能計測する。AiDiは、インターリーブMZIアレイを用いて独自の光導波SHS法を開発し、コンパクト(1.5×1.0inch2)なFISHを実現した。
AiDiフーリエ変換分光器の実用上の要諦は、電気段での処理によって干渉誤りを補正できる点にある。これにより、FISH方はサブ10GHz分解能を達成できており、これは数センチメートルサイズのバルク光分光器では不可能なレベル。
FISHデバイスのスペクトラル範囲は、アプリケーションにしたがい任意に増減できる。可視光の計測では、340〜780nmの範囲を5nmの分解能でカバーするように設計している。水蒸気の評価など近赤外のアプリケーションでは、FISHデバイスは1365nm帯、0.05nm(〜10GHz)分解能で吸収スペクトラルを計測できる。
(詳細は、www.aidicorp.com)
FISH分光器は、電気的にデータを後処理することで干渉計の欠陥を補正できる。この特許申請中の技術を用いることでサブ10GHzという最高水準の分解能を実現している。 FISH分光器は、いわゆる空間ヘテロダイン分光(SHS)という干渉計フーリエ変換技術を用いて高いスループットで光スペクトルを高分解能計測する。AiDiは、インターリーブMZIアレイを用いて独自の光導波SHS法を開発し、コンパクト(1.5×1.0inch2)なFISHを実現した。
AiDiフーリエ変換分光器の実用上の要諦は、電気段での処理によって干渉誤りを補正できる点にある。これにより、FISH方はサブ10GHz分解能を達成できており、これは数センチメートルサイズのバルク光分光器では不可能なレベル。
FISHデバイスのスペクトラル範囲は、アプリケーションにしたがい任意に増減できる。可視光の計測では、340〜780nmの範囲を5nmの分解能でカバーするように設計している。水蒸気の評価など近赤外のアプリケーションでは、FISHデバイスは1365nm帯、0.05nm(〜10GHz)分解能で吸収スペクトラルを計測できる。
(詳細は、www.aidicorp.com)