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キリア、集積対応コヒレントレシーバを紹介

March 25, 2010, サンディエゴ--マイクロオプティクスコンポーネントを製造しているキリア(Kylia)は、集積対応コヒレントレシーバを開発した。同システムは、OIFリコメンデーションに準拠しており、集積コヒレントレシーバを提案しようとしてRF/PD側にフォーカスしているコンポーネントメーカーに向けた製品。
 8出力はフリースペースで、4対のバランストレシーバに直接結合可能。出力ジェオメトリ(ビームサイズ、ピッチなど)は、ユーザが定義できる。キリアも、PD前面にコヒレントレシーバの集積を請け負うことができる。「RF/PDコンポーネントベースのメーカーに光複合サブシステムを提供することで、それらのメーカーが100Gb/s市場にアクセスできるようになる」とキリアのCEO、Frederic Verluise氏はコメントしている。また、キリアの販売部長、Jacques Clermont氏は、「世界最先端の光研究所に直交偏波コヒレントレシーバを提供することで当社は、DP-QPSKフォーマットが論文から現実の100Gb/s実験に飛び出すことに貢献してきた。集積可能とすることで、次に当社はDP-QPSKフォーマットを既存光ネットワークの現実に換えようとしている」と話している。
 同製品OFC/NFOEC2010の同社ブースで展示されている。

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