Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 19, 2010, Woburn--Aegis Lightwaveの子会社､AOFRは､広い波長範囲で使用できる小型形状で､ハイパワーに対応する新しいレーザコンバイナ製品ラインを発表した｡
　同製品は入力パワー25Wのポンプレーザ､7個までをPMFsや様々なファイバ形状にコンバインする｡レーザコンバイナは､小型5×5×50mmで､(6+1)×1またはN×1の構成となっており､コンパクトでエネルギー効率のよいクーリングアーキテクチャのファイバレーザデザインを可能にする｡
　同社レーザコンバイナPLM､David Moser氏は､高信頼のレーザコンバイナについて､｢ファイバレーザベンダにとっては､高出力記録を伸ばし続けながら､急増する需要に応えるために決め手になる｣とコメントしている｡
　ハイパワーレーザコンバイナは､次世代のkWクラスのファイバレーザの構成要素｡AOFRは､切断､穴開け､彫りこみ､溶接などの材料加工アプリケーションで､ファイバレーザがガスレーザや固体レーザに取って代わると見ている｡アプリケーションに依存するが､ファイバレーザの利点として､ビームの均一性向上､ポータビリティ､コンパクト､低消費電力などを挙げている｡また､ファイバレーザは､網膜障害の危険性の低い2050nmで動作するように設計できる｡これは軍や医療市場で好まれる特性｡