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昭和シェルソーラー株式会社、子会社を米国と欧州に開設

March 8, 2010, 東京--昭和シェル石油の100%子会社、昭和シェルソーラーは、2010年4月に海外販売子会社をアメリカ(カリフォルニア州北部)とドイツ(バイエルン州ミュンヘン)に設立する。併せて、2010年4月1日より新社名をソーラーフロンティア株式会社(SolarFrontier K.K.)とし、世界統一ブランド、ロゴマークのもと国内及び海外事業を展開する。
現在ソーラーフロンティアは、宮崎県に太陽電池第3工場(宮崎第3プラント:年産900MW)を建設中であり、既に稼働している第1(宮崎工場:年産20MW)および第2工場(宮崎第2工場:年産60MW)と合わせて、世界最大規模の約1GW(1000MW)の年産能力を確立する。これにより、生産効率の最大化、およびエネルギーペイバックタイムの最小化を図る。また、宮崎第2工場で製造中の太陽電池パネルは変換効率において開口部面積で 13.0%と高い競争力を有しているが、既に研究ベースでは30cm×30cmモジュールの開口部面積で16.0%を達成している。その成果を生かし、2011年に稼働する第3工場では開口部面積で14.2%程度の製品を生産する予定であり、2014年には15.0%程度を達成する見込み。
ソーラーフロンティアは昭和シェル石油株式会社の100%子会社。経済効率が高く、環境負荷の少ないCIS太陽電池パネルを製造・供給している。CIS太陽電池パネルは、銅、インジウム、セレンを使用した独自技術で生産される次世代太陽電池パネル。CIS太陽電池は高いエネルギー変換効率を実現できるだけでなく、信頼性、安定性、持続性、安全性、意匠性に優れるほか、従来より少ないエネルギーでの生産が可能。現在、宮崎に太陽電池の第3工場(宮崎第3プラント:年産900MW)を建設しており、既に稼働している第1および第2工場と合わせて、世界最大規模となる約1GWのCIS太陽電池の年産能力の確立を目指している。

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