Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 3, 2010, ダブリン--ウインターグリーン･リサーチ(WinterGreen Research, Inc)が発表した｢世界通信市場機会､戦略､予測2006〜2012｣によると､装置市場は2005年に2672億ドルだったが､2012年までにこの市場は6282億ドルに達すると予測されている｡
　世界のテレコムサービスプロバイダ向け装置市場は､2005年に200億ドル､これは2012年までに643億ドルに拡大する｡有線ネットワークは､ワイヤレスやインタネットネットワークのIP信号伝送に使用されるのでインフラプラントの継続的成長が期待できる｡
　同調査によると､サービスプロバイダの投資は一定分野で伸び始めている｡世界の通信ネットワーク業界は､数年続いた投資の減速後､安定を取り戻した｡通信システムは､これなでにない規模で発展しており､課題もある｡顧客であるサービスプロバイダは､技術､競争､法規制の変化によって急変する環境の中に置かれている｡一方､エンドユーザは高速で個別化された使いやすい通信を求めている｡
　同調査レポートは､ネットワークの利用の仕方がスイッチに求められるパフォーマンスや必要とされる機能を変えたと指摘する｡インターネットがトラフィックパタンを変えたので､ネットワークエッジで発生し､管理されるトラフィックが増加｡モバイルユーザが増え､ユーザは自宅だけでなく､オフィスビディングにもいる｡ユーザは至る所にいて､ボイス､映像､データアプリケーションへのアクセスを必要としているが､どんな場所からも安全にアクセスできることを求めている｡こうしたニーズに対応するために､企業ネットワークはインテリジェントなワークグループスイッチを必要としている｡これらのスイッチは高スループット､高可用性､簡単マネージメントであり､モバイルユーザに安全なLANアクセスを提供するものとなっている｡