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40”フルHD LCD TV向けLEDバックライトユニットの価格下落続く

February 26, 2010, Austin--ディスプレイサーチ(DisplaySearch)が発表した「四半期LED & CCFLバックライトコストレポート」によると、40インチエッジLEDバックライトユニットの平均コストは2010年Q1に118ドル、4Q10には100ドルに落ち込む。
 コスト下落は、1つは生産数量が増加しているためで、これがLEDや材料コストに影響を与えている。また、LED輝度が改善されることで、LEDチップの使用数量が減少し、これがコストダウンに寄与している。
 ほとんどのLCDパネルおよびセットメーカーは、視感度改善、薄型形状、低消費電力のために、LEDバックライトユニットの開発に注力している。開発の焦点は、従来のCCFLに対して絶対的、相対的にコストを削減することにある。
 LEDバックライトユニットを持つTVのコアコンポーネントは、LEDチップ、LGP(Light guide plate)、DBEF(d8al brightness enhancement film)で構成され、LCD TVの従来のCCFLバックライトユニットに用いられていない。40インチLEDバックライトのコストは、LEDアセンブリを含めて光源がBOMの34%、LGPが13%、DBEFが15%を占めており、LEDの設計、出力、チップコストがLEDバックライトコスト削減の要になることは明らか。
 ディスプレイサーチのLEDバックライトユニット調査担当ディレクタ、Kevin Kwak氏は、「LEDバックライトコストの削減のために、メーカーは新しいLEDバックライト構造を開発する必要がある。LEDチップ使用を最小化し、LGPsのパタンを最適化し、効果的な光フィルムスタックが求められている」と指摘している。同氏によると、ディスプレイサーチは、サプライチェーン全体の開発を分析して、LEDとCCFLバックライトコストシミュレーションモデルを作成した。このモデルに基づいて、同社は40インチLEDバックライトのコストは4Q10には100ドルとなり、同等のCCFLバックライトに対して2.8倍のプレミアムとなる。2009年初めにはプレミアムは3.7倍だった。
(詳細は、www.displaysearch.com)

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